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[第十二回]
 『お茶の淹れ方3原則』(下)

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 『お茶の淹れ方3原則』(上)

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 香りの世界『香りに酔いしれる』

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 皇帝に愛された貴重なお茶『黄茶』

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 茶葉に花の香りをつけた人気のお茶『花茶』

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[第四回]
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[第二回]
 日本茶のルーツです『緑茶』(不発酵茶)

[第一回]
 中国茶は世界のお茶のルーツ!?







中国茶の愉しみ

『お茶の淹れ方3原則』(上)

 さて、お茶をおいしく淹れるときにいつも気にしなければいけないポイントが3つあります。この3つのポイントにだけ気をつけていれば、たいがいおいしいお茶が淹れられるようになります。
 そのポイントとは、1.お湯の温度2.蒸らし時間3.茶葉の量です。
 この3つをどのように組み合わせるかで、さまざまなお茶が入ります。同じ茶葉の量、同じお湯の温度でも、蒸らし時間が多くなれば濃さに違いが出ます。また、同じ茶葉の量で同じ蒸らし時間であっても、お湯の温度が違うと、お茶の甘みに大きな差が出ます。

▼ お湯の温度

お湯の温度が違うとお茶にどのような影響があるのでしょうか。じつは、お茶は、茶葉の成分が湯に溶け出したもの。お茶にはさまざまな成分が含まれています。最近良く耳にするカテキン。これは主に苦味の成分であるタンニンなどによって作られています。多くの成分は、高い温度だと湯に溶け出しやすい性格をもっていますが、中でもこのタンニン、高い温度で湯に溶け出すのです。逆に低い温度だと湯に溶け出しにくいのです。ということは、高い温度の湯でお茶をいれると苦味が出やすく、低い温度の湯でいれると苦味が出にくく甘味が増します。

だから「お茶は低い湯で!」ということになってしまいそうです。確かに日本茶であれば、それでいいのです。しかし、中国茶の場合は、様々なお茶があり、とくに香りを楽しむお茶がたくさんあります。香りは揮発性のもの。高い温度のほうがその香りが高くなる性質を持っています。また、黒茶のように麹黴が付いたり、紅茶のように茶の成分をしっかり抽出する必要のあるものは、できる限り高い温度のお湯でいれるとよいと言われています。      




『お茶の淹れ方3原則』(下)

▼ 蒸らし時間
 蒸らし時間の原理は、比較的簡単です。同じ温度の湯で蒸らし時間を長くした場合を考えると、長く置いたほうがお茶の成分がたくさん抽出されます。よく、お茶を入れて、そのまま忘れて放置してしまうことがありますが、そんなとき、お茶はとても濃く苦くなってしまいますよね。つまり、蒸らし時間で茶の成分の抽出をコントロールできるのです。

▼ 茶葉の量

 茶葉の量が多ければ濃く、少なければ薄くお茶が入ります。ただ、気をつけなければいけないことは、茶葉の量が、単にお茶の濃さだけに影響するのではない、ということです。それは、抽出時間との関係で見えてきます。もともと、抽出できる茶葉の量が多ければ、短い時間でお茶の濃い成分をしっかりと出すことが出来ます。つまり、多くの茶葉を使えば、短い時間でお茶のボディー(コク)を出すことが出来るわけです。例えば、「タンニン(苦味)をあまり出したくない、でも茶の薄いのはいやだな」というときには、茶葉を多く、抽出時間を短くすればいいわけです。

 



更新日 Wednesday, June 20, 2007

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